かたくりかたこりかたつむり

やっぱり誤字脱字は氷山の一角

一人称視点だと画面酔いするから断念してきたゲームたち

はじめに

一人称視点ゲームが苦手。めちゃくちゃ酔う。カメラがぐいんってなるともうダメ。そもそも小さい頃はしょっちゅう車に酔っていたので、三半規管が弱いんだと思う。私が画面酔いに強かったなら、このゲームたちもできたのに…。そんな気持ち。

やってみて酔ったゲーム

DATURA

「あ、私って一人称視点だと画面酔いするんだ」と初めて気付かされたゲーム。不気味な精神世界が舞台の、私が非常に好きなやつなので、吐く一歩手前まで画面酔いに気付かずプレイ。それ以降、タイトル画面を見るだけで吐き気がするようになってしまった。悲しすぎる。

The Unfinished Swan

画面がほとんど白いので最初分からなかったが、「ひょっとしてこれは…一人称視点で私が酔うやつか!?」と気付き、残念ながら中断。

シルバー事件(HDリマスター)

体験版をやってみて、面白そう! と思っていたところ、突如始まる一人称視点パート。カメラが上下にぐいんぐいんする。悲しみながら購入を見送った。

BAROQUE

多分スマホでやったはずだけど一人称視点だった。どれをやったんだ。雰囲気は絶対に好きなのに一人称視点が無理。三人称視点の移植版もあるけどね。

Mýrdalssandur, Iceland

アイスランドの風景を楽しめるウォーキングシミュレーター。風景は文句のつけようがないものの、一人称視点なのでやっぱり酔う。

Paratopic

昔の3Dゲームを彷彿とさせるビジュアルが不気味な、謎だらけゲーム。セーブ機能がなく1周が短いため、いけるか!? と思ったもののやっぱりダメだった。でもこれはまた挑戦してみたい。

store.steampowered.com

塊魂アンコール

以前やったことがあるし、三人称視点だから大丈夫だろ! と思っていたら、王子(プレイヤーキャラ)が小さくて塊が大きくなるほどカメラの移動がぐわんぐわんと凶暴になり、三半規管よわよわ民には地味に効く。

ところで昔より画面酔いしやすくなった気がする。体力…?

やる前から「あっ…一人称視点か…」となってやらなかったゲーム

ここで挙げた以外にも、最初から候補に上がらなかったものはたくさん。

LSD(※ゲーム)

いわゆる「奇ゲー」に入るやつだろうか。どう考えても好きなのに、容赦なく一人称視点なのでやる前から敗北

クーロンズゲート

これも奇ゲーかな。どう考えても(略)敗北。

真・女神転生

原点だしなーと思って、プレイする前にひとまず実況を見てみたら、ダンジョンで角を曲がる時にカメラがぐるってなって私が死んだ。主人公たちに「あーちゃん」「のっち」「かしゆか」という名前をつける計画はそこで潰えたのだった。

Return of the Obra Dinn(オブラディン号の帰還)

一人称視点に加えて、船が舞台だからか画面がめちゃくちゃ揺れる。絶対無理。『Papers, Please』は面白かった。

Manifold Garden

抽象的で幾何学的なパズルゲーム。ただ、トレーラーを見る限り、カメラが凶暴なまでにぐいんっとなる。こういう雰囲気が大好きなので、一人称視点というだけでプレイできないのが本当に悔やまれる。

Lust from Beyond

エロめホラー? 評価が賛否両論なので無理にやる必要もなさそうだが、雰囲気が好きなので。

Militsioner

共産主義風刺っぽさを感じさせる、シュール(本来の意味で)なアドベンチャーゲーム。面白そうなのにやっぱり容赦なく一人称視点。

MirrorsEdge(ミラーズエッジ)

鏡に囲まれた近未来の監視社会で、その目を掻い潜って情報を運ぶ「ランナー」が主人公。コンセプトも面白いし、ビジュアルも独特でめちゃくちゃ好きなのだが、容赦なく一人称視点である。しかもカメラがめちゃくちゃ揺れる。無念。

余談だが、これをどシンプルにしたようなインディーのランゲーム『FOTONICA』は全然大丈夫だった。多分、基本的に移動が直線で、カメラも上下移動するだけだからだと思う。

store.steampowered.com

Ghostwire: Tokyo(ゴーストワイヤー トウキョウ)

無人となった東京(渋谷)が舞台の和風怪奇もの。いやそれ絶対好きなやつじゃん。お札をバババッと貼り付けるのめちゃくちゃかっこいいじゃん。でも一人称視点じゃん…

Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)

近未来でサイバーでパンクでディストピアですってよ! 絶対好きなやつじゃん! でも一人称視点じゃん…。ちらっとトレーラーを見る限りでは三人称視点かなと思ったけど、普通に一人称視点だったよね。

補稿・最初はちょっと酔ったけど慣れたゲーム(三人称視点も含む)、そもそも一人称視点画面を見ずにすませたゲーム

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス

ダンジョンが一人称視点。ハードは3DSで、上画面にダンジョン、下画面にマップが表示されるというもの。なので、上画面を…見ない! これでお化け屋敷も怖くない。嘘。びっくりするよねあれ。

真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY

ダンジョンが一人称視点。色々な都合でリメイク?版のほう。ペルソナQと同じく、3DSの上画面は見ずに、下画面のマップのみ見て進める荒業でクリア。いや、ラスボスで止まってるけど、一人称視点というボスには戦わずして勝った。

The Pathless

三人称視点。通常パートは大丈夫で、霊視の仮面をかぶった時だけ画面が魚眼レンズみたいになるので、そこだけ酔いそうになった。霊視時にはあまりカメラを動かさないことで解決

バウンド:王国の欠片

三人称視点。初回プレイ時は特に酔わなかったが、久々にやってみたら割とカメラがぐるんぐるんすることに気付き、下手すると画面酔いするかもしれない…? と思った。体調が悪かったのかも。ちなみに私の画面酔い記念碑ゲー『DATURA』と同じところが作っている。

Ghost of Tsushima

三人称視点。やり始めは大丈夫かと思っていたけど、2時間くらいすると頭痛が。どうも上下移動が加わると途端に酔うらしい。慣れるまで休憩を挟みつつ、無理せずプレイしていたらいつの間にか慣れた。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

三人称視点。これも上下移動のせいか、やり始めは微妙に画面酔いしていた。やはり休憩を挟みつつ戦法により、いつの間にかプレイ時間が300時間を突破。寝ろ。

KID A MNESIA EXHIBITION

ゲームではなく、レディオヘッドの体験型コンテンツ。せわしなく動く必要はないので、ゆっっっくり進んでいけば酔わない。

おわりに

こうして並べてみると、「絶対に好きな雰囲気なのに一人称視点だからできない」というゲームが多い。思うに、「雰囲気重視=プレイヤーキャラクターの姿を見せたくない=一人称視点」というゲームが多いからじゃなかろうか。最近はアクセシビリティに配慮したゲームも出てきているので、ぜひ画面酔い民にもプレイしやすいゲームが増えてくれると嬉しい。