かたくりかたこりかたつむり

やっぱり誤字脱字は氷山の一角

入院したので個人的に便利だったものを挙げてく

はじめに

命にかかわりはしないんですが、ちょっと入院してました。※怪我です。念のため。

で、入院時に必要な持ち物の大半は「入院 持ち物 便利」なんかのワードで検索すれば出てくるので、それ以外で個人的にあってよかったなーと思ったものをメモしてみました。

持っていってよかったもの

ウォーターボトル

アウトドアの定番品、ナルゲンボトル

普段からお茶をカパカパ飲むもので(というか冷たいものを飲まない)、ベッドでも暖かい飲み物を飲むために用意。薬を飲むのにわざわざ水を汲みに行かなくても済むし楽ですね。

※お湯が使えるかは病院に確認してください

アウトドア用の、樹脂製で軽く、耐熱性と目盛りがあって、フタと本体がつながっているタイプのボトルが便利です。保温性はないのでしばらくすると中身は冷めますが、保温性のあるボトルは重いし残量が見えないしで、個人的にはこのタイプが適当かと。

こちらはあくまで保冷専用ですが、一応耐熱温度は100℃まで

なお、変にケチって100均のボトルを買うより、きちんとしたアウトドアブランド品の方が何だかんだでいいんじゃないかと思います。パッキンなしでも液漏れしないし、ビスフェノールAフリーで安心。最近はその辺が割とちゃんとした100均ボトルもあるようですが。

スティックドリンク

ティーバッグの方がコストパフォーマンスはいいものの、スティックタイプの方がゴミ捨てがなくて圧倒的に楽です。なお、ここでさっきのウォーターボトルの目盛りが活躍します。

梅昆布茶

病院食はパンチが足りない。要するにうまみと塩分が。そこで梅昆布茶。栄養士の努力がぶち壊しだけど、規定量より少し薄めにして飲むだけでも「ウメェ〜」とヒツジ状態になれます。

というか薄味には慣れてる方ですが、それは「素材の味が生きてるの前提」なところがあってだな…

ブレンディカフェラトリー スティック 濃厚ミルクカフェラテ ノンスウィート

無糖の粉末状カフェラテってほとんどないのでこれは貴重。お湯を100ミリリットルくらいで少し濃いめに入れると、粉末の割にはなかなかおいしい。

紙コップ

洗うのめんどくさいので。

気分がアガる実用的な小物

残念ながら病院はエンターテインメント施設ではない上に、病人のいるところなので、基本的にあんまり気分が良くはならないです。もちろん医療のプロが揃う場所なので、ある意味ではエンターテインメントではあるのですが…(どんなジャンルでもプロの仕事は見てて面白い)。

なので、ちょっとした気分がアガる小物が二、三あると気持ち的によろしいかと思います。好きな色のカップとか、好きな柄のハンカチとか、推し色のボールペンとか。

ここで重要なのが、「気分がアガり、かつ実用的で、無くしても諦めがつく」こと。基本的に余計なものを持っていく・置く余裕はないので実用品がいいし、無くしたり盗まれたりする可能性を考えると、高価なものや入手困難なものは避けた方が無難。ただでさえ入院してるのに、更にダメージ食らいそうなんで。

充電セット一式&延長コード

現代っ子なので、無いと心が死ぬ

タップ収納ケース ホワイト | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア

普段使ってるやつをほぼそのまま持っていったものの、人によってはここまでのポート数は必要なさそう。私もさすがに入院中はフルに使いませんでした。

コンセントの数が足りてもコードの長さが足りなくなる可能性は高いので、延長コードもあると幸せになれます。

大きめの巾着袋&ペラペラのトートバッグ(たくさん)

荷造り&持ち運び用に。洗面や風呂用にナイロンやポリ素材の袋もあるとベター。あまりかさばらないので予備も何枚かあると何かと便利。

S字フック&トートバッグ

入院時に便利な持ち物を検索すると大抵出てくるグッズで、ちょっとした収納を作るのに便利同人イベントの必須アイテムでもある。

トートバッグではなくビニール袋と書いているページも多いですが、布製の方がカサカサ音がしないのでベター。なお同人イベントの時は、音は気にならないし(賑やか)、ゴミを入れたまま捨てられるのでビニール袋の方が便利です。

入院専用に作られた製品もあるんですね

潰して芯を抜いた養生テープ

小物の固定や、直接ペンで名前を書けないものに貼ったりなど色々便利。私はベッド柵に箱ティッシュを固定してました。

ガムテープでないのは現状復帰のため、潰すのはスペース節約のため。なお同人イベントでも役に立つ(同人イベントの場合はガムテープ必須!)。ところで、ひょっとして入院はサークル活動なのだろうか、とちょっと思った。最低限の設備しかないところで快適に過ごす、という意味では似ている。

スマホポーチ

病院着にはポケットがなかったので、いつもポケットにスマホを突っ込んでいる人間としては便利。定位置があるとモノを無くしにくいし。

Nintendo Switch

娯楽に。と言っても、アクションゲームは、ボタン音が気になる、Proコンが必要…など色々懸念点があるのでちょっと微妙。シリアスすぎず、難易度も優しめのアドベンチャーゲームなんかがおすすめです。体調が万全でない時にアクションゲームはキツいしね。

Switchについて。Liteは持っていないので一番ノーマルなバージョンのSwitchの使い勝手しか分からないのですが、テーブルモード(Switch背面のスタンドで本体を立てるモード)にしてJoy-Conを膝の上に置くと腕が楽でした。ただ、Switch Liteの方が100グラム以上軽いので、案外どっちもどっちかも。

悲しいことに、院内でSwitchを盗まれたという話も見たので、Nintendo Switch Onlineに加入してセーブデータをバックアップしておきました。それと、あまり効力はないけど一応「みまもりSwitch」アプリを導入。本当は、本体に暗証番号をかけられたり、「iPhoneを探す」みたいな機能があるといいんですが、どうですかね任天堂さん。

盗んだやつの脳天にゲームキューブが降ってくればいいのに

Kindle電子書籍リーダー)&タブレットスタンド

12ステップ タブレットスタンド | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア

娯楽その2。タブレットスタンドに立てかけて読むと楽でした。スタンドはコンパクトに折りたためて軽いものだとベター。本の内容は、気軽に読めるエッセイなどがよいかと。間違っても明治の文豪の作品とかはやめよう。普段は好きでも。

povo

povo.jp

メイン回線の通信量を使い切ったあとのサブ回線として。実は、入院すると決まった時に一番先に心配したのがネット回線のことでした。それもどうなんだ。

でもさあ、現代においてネット回線はもはや電気ガス水道と同等のインフラなわけで。病棟の一部でWi-Fiは使えるけど病室までは飛んでない…というのは「家に水道が無くて、共同の井戸に毎日水汲みに行かなきゃいけない」レベルの話だから、現代人としては心配なんですよ。

私は入院を機に申し込みました。身分証明書と顔認証が必要なので、念のため入院前に契約しておいた方が無難です。私はスマホのメイン回線が物理SIMのため、povoの方はeSIMを選択。SIMカードが届くのを待つ必要もないし、入院前のバタバタしてる時にはありがたいです。デュアルSIM最高。

povoは「今日だけ外仕事だから使い放題にしたい」「旅行に行くから今週だけたくさん使いたい」みたいな、通信量が一定でない場合にすごく使いやすいですね。トッピングなしで180日経過すると利用停止になるそうですが、逆に考えれば「使わない回線を契約しっぱなし」みたいな事態を防止できるとも言えるので、サブ回線として優秀。

ついでに私の紹介用コードも載っけておきます。新規契約時にこのコードを使うと、「データ使い放題ボーナス(24時間)」が自動的に付与されます(回数制限アリなので上限行ってたらごめんね)。

L3393X48

povo.jp

話は逸れますが、個人的にメインSIMは物理カードの方が便利かも? と思ってます。メインスマホiPhone)をジーニアスバーで修理に出した時、混雑してたので1時間くらい待つことに。それならウィンドウショッピングがてらお茶でもしようと、メインスマホの物理SIMをサブスマホ(こちらもiPhone)に移し替えてぶらぶらしてました。物理SIMは基本的に差し替えるだけで完了しますが(別途プロファイルのダウンロードが必要な場合あり)eSIMは再発行手続きが必要なので気軽に差し替えはできないんですよね。サブスマホにもSIMを用意している場合は無用の心配ですが、物理カードの方がいい時もあるということで。

バスクロック

枕元&浴室内の時刻確認用として。お風呂が時間制なのに浴室内に時計がなく(脱衣所にはある)、意外と本来の使い道の出番もありました。これは病院によるかも。

ドキュメントファイル

義務教育ぶりにドカドカと紙類を渡されたので、クリアファイルと言わずドキュメントファイル(蛇腹になってるあれ)の方が楽でした。ボールペンくらいなら中に差しておけるし、フタがあるので紙の雪崩も防げる。

洗顔シート

顔洗うのめんどくさい、が保湿もそれなりにしたいので。擦るのは肌に良くないですが、ここは優先順位「体力>肌」で…。

ヘアアイロン

当然ですが入院中は化粧しないので、せめて髪だけでも整えるために。身なりを整えると気持ちが大分違い、これは持ってってよかったです。あくまで自分で動けるからですが。

おわりに

ネット上に入院グッズ情報が結構あったので、実際入院してみて不足したものは特にありませんでした。ありがたいこった。ただ、人によって必要なもの・不要なものは違うと思うので、このメモも誰かの役に立てば幸いです。二度と入院したくねえ

※医師や看護師、スタッフの皆さんはいい人でした。念のため。